仕事ができないのは仕事ができる人のせい?相対評価があなたを凹ませる
「同期の出世を素直に喜べない自分がいる」
「自分が評価されないのは内向的だからに違いない」
職場での評価を自分の性格のせいだと思ってしまうのも内向的な人によくありがちなことです。
私も実際あまり上司に可愛がられることがなく、上司に可愛がられている同僚などを見ると「うまく取り入りやがって」なんて、自分の仕事のできを考えずにただただ性格のせいだと思うこともありました。
しかし、そんなことを考えても仕事ができるようになるわけでもなく、同僚に苦手意識ができたり、上司を信頼できなくなったりと、仕事をする上で精神衛生上よくないことばかりです。
そんな人は、自分への評価の仕方を多角的に見て、自分だけの長所や個性を発見し伸ばしていくことを考えましょう。
相対評価だけを見ない
相対評価というのは、周りのみんなが共有している基準にもとづいて相対的に評価することです。
企業や会社などでは、売上げや営業成績など目に見える数字で評価するのが、誰もが納得しやすくわかりやすいという理由でよく採用されています。
この評価方法はたくさんの人をある一点において(例えば営業ノルマなど)優劣をハッキリつけることができます。
しかし、「後輩の教育がうまい」「新規の取引先を作るのがうまい」など、営業成績以外の個人の特性が見逃されるということがあります。
企業だけでなく学校やスポーツなどでも、たくさんの人を細かい順位づけをするにはこの相対評価が威力を発揮するのでよく使われます。
相対評価と比較するときにわかりやすい数値にこだわってしまうことになり、自分の持っている長所や得意なことに気づけなくなることもあります。
【相対評価の例】
- 営業マンの売り上げ
- TOIECの点数
- 調理するスピード
- 契約の数
他人と比較することは決して悪いことではありません。悔しさや劣等感などを感じるということはあなたに「成長欲求」があるということですから、まだ向上心があるということです。
逆に他人と比較されることで落ち込んだり、「自分はダメなんだ」と悲観したりし始めると危険信号です。
絶対評価を積み上げよう
絶対評価というのは、周りの人と比較せずに絶対的な基準に合わせて評価する方法です。簡単に言えば数値化できないもので、評価する人の価値観や好き嫌いなどで基準が変わるものです。
例えば「イケメンだ」「面倒見がいい」「思いやりがある」など、見る人によって評価が変わるものです。
【絶対評価の例】
- 接客の丁寧さ
- 人当たりの良さ
- 部下からの信頼度
- 気配り、思いやり
絶対評価というのは、一見価値がなさそうに見えるのですが、それは相対評価が会社にとって社員を比較しやすい評価であることや、社会全体が相対評価をされることに慣れすぎているということがあります。
実は絶対評価を積み上げることで、ひいては相対評価をくつがえす可能性すらあるんです。
例えばテレビゲームを購入するときのことを考えてください。
AとBというゲームがあった時に、まず値段の高い安い(相対評価)で決めることはないですよね。どちらが自分にとって面白そうなゲームなのか、自分の基準で評価して(絶対評価)決めるでしょう。
自分で決めきれない人は、アマゾンなどでたくさんの購入者のレビュー(絶対評価)を参考にして決めるかもしれません。
仕事とゲームは違うよと思われるかもしれませんが、出世する人というのは何も成績がトップというだけではないはずです。(もちろん成績が悪すぎるとダメですが)
その出世を決める上司や役員からの信頼度(絶対評価)、あとは同僚や部下、取引先などの評判(絶対評価)が加味されるはずです。
つまり、相対評価ばかりに囚われていると、いざ成績トップを取っても絶対評価が悪ければ出世ができない可能性もあるんです。
自分にしかできない価値を提供する
人見知りだったり内向的な人は、自意識過剰な部分があって「周りにどう思われるだろう」と気にしています。
それは裏を返せば「周りがよく見えている」ということなので、たとえ人が見てなくても気づいたことを積極的に行動に起こすということができるはずです。
例えば先回りして上司に資料を送っておいたり、後輩が困っていたら助け舟を出したり、そういう積み重ねが絶対評価を上げることにつながってきます。
もちろん営業成績など仕事で結果を出すことも怠ってはいけませんが、自分の成績に直接は関係ないことも気づけるあなたにしかできないこともやっていきましょう。
個人内評価で成長を感じる
個人内評価とは文字通り「他人との評価ではなく、自分の個性を把握して自分自身を評価すること」です。
会社や社会では他人と比較する相対評価が多いわけですが、そればかり見ていると自分の成長というのを感じられない場合があります。
例えば、営業成績トップの人と毎月比較していると「自分はできない」と思ってしまいますが、比較対象を自分自身にしてみると、実は先月に比べて今月は成績が良かったということもあります。
そこに気付いて、先月より自分は成長していると感じることができれば、仕事のモチベーションも上がりますし、そこまで落ち込むこともないでしょう。
まとめ:多角的に自分を見つめよう
人見知りや内向的な人にとって、他人と比較された相対評価にとても敏感になりがちです。
そこで悔しさや競争心が出ればいいのですが、ただ凹んでしまっては成長はありません。
落ち込みそうになったら、絶対評価や個人内評価のことを思い出して、多角的に自分自身を評価することで、自信を持てたりモチベーションが上がったりするので覚えておくといいでしょう。
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