仕事に慣れない原因は3つ!最速で仕事に慣れるための具体策
「自分だけ仕事ができてないような気がする…」
「どうも周りの人と壁があるような気がする…」
新入社員として入社したばかりや、転職して新しい職場になりはじめのころというのは「仕事に慣れない」という不安が付きまとうものです。
しかし、「仕事に慣れない」というのは、業務のことなのか、人間関係なのか、社風などの環境なのかハッキリとしていません。
仕事に慣れるにはどれくらいの期間がかかり、どうすれば早く慣れるのでしょうか。
Contents
仕事に慣れるとは
「仕事に慣れない」とはよく言いますが、では「仕事に慣れる」というのはどういう状態なのでしょうか。
意外と「仕事に慣れた」というのは、ハッキリした線引きはなく、何となくといった人が多いでしょう。
- 仕事が一通り誰にも聞かずにできる
- 上司や同僚と打ち解けてスムーズに仕事ができる
- 取引先などの担当者とスムーズに商談できる
- 仕事の効率化ができ、成果があがる
- 役職が付き指導する部下ができる
ただ、これらを全部クリアしないと「仕事に慣れた」と言えないかといえば、そんなことは無いと思います。
誰だって「どうしてもこの仕事だけは何回やっても慣れない」ということが一つや二つありますよね。
そこから逆に考えると「仕事に慣れない」というのは、【仕事内容】【人間関係】【職場環境】のすべてから緊張やストレスがかかっている状態といえます。
新しい会社に入社したばかりの「仕事行きたくないなぁ」というのは、四六時中ストレスがかかるから嫌な気持ちになるんですね。
時間が経ち、仕事を覚えてストレスが減り、周りと仲良くなって緊張が減り、職場の環境にもなじんでストレスが減り、とだんだんとストレスが減ることで「仕事に慣れた」という感覚になります。
この感覚は個人差がありますが、新入社員なら入社から6ヵ月、転職組なら入社から3ヵ月、どんなに遅くても1年あれば仕事に慣れるという人が多いようです。
仕事に慣れない理由を分解
いろんなストレスから仕事に慣れないと感じるのですが、一つ一つを分解し、それぞれについて対処することで仕事に慣れるスピードが速くなります。
まずは自分が仕事に慣れていない原因を探ってみましょう。
仕事に慣れない理由【仕事内容】
仕事に慣れない理由で、仕事内容に関するものは以下の3つが当てはまるでしょう。
- 仕事が覚えられない
- 仕事が遅い
- 仕事が向いていない
仕事が覚えられない
仕事が覚えられないというのは、新卒で入社した人であれば、これまでの学業とは全く異なることばかりなのでよくあることです。
転職したての人でも、前職と業種が違ったり、同業でも会社が違うだけで仕事のやり方は大きく変わります。
一度にたくさん教えられて覚えられずに、また聞きに行くというのは結構ストレスになるものですよね。
特に私なんかは人見知りなので、人に聞くという行為はストレスMAXです。
仕事が遅い
仕事を覚えたとしても、効率よく仕事を回すのはすぐにできるものではありません。
周りの人と同じ仕事をしているのに自分だけが遅いと感じてしまうと申し訳なく思ってしまいます。
「自分はなんて仕事が遅いんだ」と自信をなくしてしまうと、仕事が嫌になってきます。
仕事に向いていない
仕事の向き不向きは意外とやってみないとわからない部分があります。
私は人見知りですが、接客業は意外に向いていました。というのも、接客業は「うわべだけの一回切りの触れ合い」なので自分をオープンにしなくてもいいので人見知りでもできるんですよね。
逆に営業職は向いてませんね。中途半端に仲良くならなければならないし、ある程度トークを盛り上げないとやっていけませんからね。
というように、誰しも性格や器用さによって仕事の向き不向きはあります。
仕事に慣れない理由【人間関係】
仕事に慣れない理由で、人間関係に関するものは以下の2つが当てはまるでしょう。
- 職場の人間関係
- 取引先やお客さんとの人間関係
職場の人間関係
上司や先輩、同僚など新しい職場に慣れるためには、人間関係は欠かせません。
愛想のない先輩から仕事を教えてもらうと、「なんか悪いことしたかな」と考えたりしてしまいますし、気軽に仕事の質問もできません。
また、同期や同僚と打ち解けていないと、ランチなどの休憩時間にぼっちになる恐れもあります。
仕事をする上である程度のコミュニケーションは必須ですから、人間関係で悩む人は多いでしょう。
取引先やお客さんとの人間関係
営業職など社外の人と会う機会が多い職種の場合には、初対面の人と会う機会がどうしても多くなるので毎日がストレスや緊張を強いられる場合があります。
サービス業や接客業でも「仕事を覚えたてだから粗相しないように」と変に緊張をしたりして、それがストレスとなってしまいます。
仕事に慣れない理由【環境】
仕事に慣れない原因には、社内外の環境にも要因があります。
例えば入社を期に田舎から都会に出て一人暮らしを始めたり、毎日の満員電車を初めて経験した時、勤務先が海外で言葉に不安があった場合など、環境が変わることでそれがストレスになってしまいます。
このように「仕事に慣れない」というのは、いろんな要因が複合的に心身を疲労させることで感じてしまうことなのです。
仕事に慣れる考え方と対策
仕事に慣れないのは【仕事内容】【人間関係】【環境】のそれぞれから常にストレスを感じているからといえます。
だから、その原因を一つ一つクリアしていくことが仕事に慣れることの近道です。
仕事に慣れる方法【仕事内容】
仕事内容は覚えて体に叩き込むことさえできれば慣れるのは早いです。
それまで何とか頑張るための思考法をご紹介します。
誰でも最初はできなくて当たり前
「仕事に慣れない」という人に一番多いのが、仕事が覚えられなくて焦ることですね。
「周りに迷惑をかけているのではないか」「自分ってこんなに仕事ができなかったっけ」とか、新しい仕事を始めるとどうしてもネガティブな思考になりがちです。
しかし、どんなに華麗な経歴を持っている人でも、転職して最初から仕事ができるということはありません。
会社のパソコンにも慣れないといけないですし、社内の報連相のルールや会議のやり方、仕事の役割分担などは、これまでの経歴関係なく誰もが初心者なのです。
そしてそれは周囲の人も重々承知しています。3か月くらいはどんな人でも「新人さん」ですよ。
だからそういう焦りやネガティブなことを考えずに仕事を覚えることに頭を使いましょう。
ミスを恐れない
逆の立場に立って考えるとわかりやすいのですが、新人がミスをするって想定内ですよね。
だから「ミスをしないように」と考えすぎて行動しないというのが一番悪いことです。
行動しないと仕事を覚えられないので、仕事に慣れるまでに余計に時間がかかってしまいます。
仮に怒られたとしても、怒られた内容って絶対忘れないですから、「仕事に慣れる」により早く近づけます。
怒った相手も「(新人なのに)怒って悪かったな」という気持ちも多少はあるので、あとあと人としての距離が縮まることも多いです。
仕事ができそうな人を見つける
仕事の教育係というのは、結構丁寧に教えてくれるのですが、丁寧すぎて仕事が遅くなることがあります(その分ミスが少なくなるのでありがたいのですが)。
それはそれとして覚えておいて、周りに仕事が早い人がいたら、その人のやり方を観察するなり聞くなりして取り入れると、仕事の効率化ができることがあります。
仕事に慣れる方法【人間関係】
人見知りの私なんかは仕事を覚えることは時間が解決するのですが、人間関係の悩みのほうが多かったですね。
人になじむのは時間がかかる
会社というのは仕事をしに行く場所なので、周りに社員がたくさんいたとしても、実際コミュニケーションを取る時間というのは少ないです。
さらに社内にはいろんな部署があり、何となく「自分以外の社員はみんな仲良くて、自分だけがぼっちじゃないのか?」と不安になってしまいます。
でも実際に会社勤めをしたことがある人ならわかると思いますが、他部署の人と仲良しということはそんなにありません。
何年も務めているのに話をしたことがないということはざらにあります。
なので、自分だけがひとりぼっちと思うのはやめましょう。
教えてくれる人と仲良くなる
とりあえず最初は仕事を教えてくれる先輩や同僚と打ち解けるということに集中すればいいでしょう。
仕事を通じてコミュニケーションする時間も会話する時間も長いですから、自然に話ができるようになります。
逆にそれ以外の人とは仕事をする上で接触がない限り仲良くはなれないと思ったほうが気が楽です。
会社の人間関係なんて、悪く言えば「仕事を円滑にするために仲良しのフリをしているだけ」ですからね。
上司や同僚と合わない気がする
会社に入りたての頃はどうしても「新入り」としての疎外感を感じることがあります。
しかし、それは相手も同じで「こいつはどんな奴なんだろう?」とちょっと引いてみている部分があります。
だから自分が疎外感を感じて壁を作っていると、いつまで経っても「よくわからないやつ」というレッテルを貼られてしまいます。
私も人見知りなので、打ち解けるのは時間がかかるほうですが、やはり自分からある程度心をオープンにすることが打ち解けるスピードが速いと思いますね。
仕事に慣れる方法【環境】
初めての満員電車や初めての一人暮らし、初めての大都会での生活など、会社が変わると環境も一変することがあります。
職場での慣れないストレスに加え通勤や帰宅時にもストレスがかかると辛いですよね。
でも、この環境というやつだけは、時間が解決してくれるというしかありません。
繰り返しのルーティーンですから、いつかは慣れます。そういうもんだと思うことでストレスを少しでも減らしましょう。
ストレスを発散しよう
仕事に慣れないのは、結局朝起きた瞬間から仕事が終わって帰宅するまで、ずっとストレスの雨にさらされてしまうことが大きな問題なわけです。
慣れない満員電車、初めての仕事、初対面の商談相手、新しい仕事のプレッシャー、社内での人間関係、帰宅時のラッシュなどなど、一日中気を抜ける場面がないことで、「慣れない」と感じてしまうのです。
だから、せめて休日は仕事のことを考えるのをやめて、心をリラックスさせる方向に目を向けましょう。
仕事のことを考えるのは「考える時間」を作ってしまうからです。
休日は考える時間がないほど、趣味に没頭するとか、友人と遊ぶとか、ストレス発散に努めると翌週も乗り切れるでしょう。
それを繰り返しているうちに次第に仕事には慣れていきます。
仕事に慣れてからが本当の勝負
仕事に慣れないというのは、会社にいる間、いろんなストレスに四六時中さらされているからです。
ストレスを感じなくなっていくとともに、だんだん仕事に慣れてきたという感覚が生まれてきます。
そして、仕事に慣れてからが本当の勝負の始まりです。
慣れてきた仕事を効率化して、結果を出し、さらに新しいことに挑戦していく、そうやって出世したり昇給したりしていきます。
慣れないうちから「自分にはこの仕事向いてないかも」と思うのは早すぎます。
仕事に慣れるまでは、うまくストレスを発散して頑張ってみましょう。
どうしても慣れないなら転職も視野に
とはいえ、いつまでも仕事に慣れない、職場に慣れないということもあります。
それはもう会社と自分の相性が悪いとしか考えられないので、転職も考えてもいいかもしれません。
また、ひとつの会社しか知らないと、転職した後「前の会社って異常だったんだな」と気づくこともあって、「早く転職しとけばよかったなぁ」と感じることもあるんですよね。
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