仕事が大嫌いでも簡単に会社を辞めれない日本人気質がヤバい
「仕事が大嫌い」「会社が大嫌い」「上司が大嫌い」
もう何もかも大っっっっっっ嫌い!
そんなことを考えながらも、休まず今日も仕事に向かっている自分が嫌になることありますよね。
まずいろんなデータから考えると日本人の仕事に対する考え方は、
「会社は好きじゃない、というかむしろ嫌い、でも家族のために嫌でも続けるし、辞めたら人生詰む」
という結論が導かれます。
これはデータを見るとわかるのですが、以下で説明します。
Contents
仕事が大嫌いな日本人の価値観
世界各国の労働者へのアンケートをまとめて統計データを取っているところがあります。
データ出典元:国際日本データランキング
国によって文化の違い、価値観の違いがあるので、仕事に対しての考え方や働き方が異なっています。
また、発展途上国と先進国では、先進国のほうが裕福であり、日本はまだ先進国と言っていいでしょう。
しかし、先進国で裕福で幸せなはずの日本ですが、仕事に対する考え方は違うようです。
日本人は会社に誇りを持っていない
以下は「今の職場で働いていることに誇りを感じている」という人の割合です。
順位 | 国名 | 割合 |
---|---|---|
1 | ベネズエラ | 87.10% |
2 | スイス | 84.20% |
3 | スリナム | 83.10% |
4 | アメリカ合衆国 | 82.10% |
| | ||
16 | イギリス | 72.10% |
| | ||
22 | ドイツ | 66.10% |
23 | フランス | 63.10% |
| | ||
32 | 中国 | 48.90% |
33 | 日本 | 46.00% |
34 | エストニア | 45.70% |
35 | ポーランド | 42.90% |
36 | ロシア | 38.00% |
調査対象国36か国のうち、日本は33位と低い数値になっています。
働き者だとか、おもてなしが凄いとか言われていますが、それは「やらされている」だけで、本当は別にやりたくてやってるわけではないかもしれません。
これは裏を返せば、お金のために働いているという意識が強いとも言えます。
仕事のやりがいとか、社会貢献という意識はほとんどなく、自分の生活のために仕方なく働いているという感覚の人が多いということでしょう。
日本人は家庭のために嫌いな仕事を続ける
続いては「家庭生活のために、満足できない仕事を続けたことがある」という人の割合です。
順位 | 国名 | 割合 |
---|---|---|
1 | オーストラリア | 55.30% |
2 | アメリカ合衆国 | 54.50% |
3 | 日本 | 53.70% |
4 | ラトビア | 51.60% |
5 | イギリス | 49.70% |
6 | ポーランド | 45.40% |
7 | 台湾 | 45.30% |
8 | ニュージーランド | 44.30% |
9 | チリ | 42.60% |
10 | スペイン | 41.00% |
調査対象国36か国のうち、日本は3位で53.7%と半分以上の人が家庭のために嫌々仕事を続けたことがあると考えています。
家庭を持つと住宅ローンや子供の教育費に、常に支払いが迫ってきますし、何より世間体を気にする気質があるので、「自分の好き嫌い」より「他人にどう見られるか」ということを気にしちゃうということもあるでしょうね。
これもつまるところ「お金」のために仕事をしている、しなければならないという意識が強いからでしょう。
面白いのがアメリカで、「仕事に誇りを持ってる」で3位なのに、「家庭生活のために嫌な仕事を続ける」が2位なんですよね。
アメリカ人は逆に「(本当は嫌だけど)仕事に誇りを持っていないとカッコ悪い」という、自己主張の強迫観念みたいなのがありそうですねw
日本人は仕事を手放すと次の仕事を見つけられないと思っている
次は「仕事を見つけるのは簡単だと思っている」という人の割合です。
これは今の仕事と同じくらいの条件の仕事を見つけられるかどうかを問うたものです。
順位 | 国名 | 割合 |
---|---|---|
1 | アメリカ合衆国 | 42.40% |
2 | インド | 40.20% |
3 | 南アフリカ | 32.40% |
4 | メキシコ | 31.60% |
5 | オーストリア | 29.90% |
6 | スウェーデン | 29.50% |
| | ||
32 | ロシア | 14.70% |
33 | スペイン | 13.90% |
34 | ジョージア | 13.00% |
35 | 日本 | 11.40% |
36 | ポーランド | 10.90% |
調査対象国36か国のうち、日本は35位とかなり低い割合になっています。
日本人の9割の人は今と同じ条件での転職は不可能と考えているわけです。
この原因は、日本では大手企業のほとんどが新卒採用を行っていて、給料の良い企業に中途採用で入るのは難しいと考えているからでしょう。
それと仕事に誇りを持っていないということも関連していて、「どこに行っても仕事を好きになれる気がしない」と考えていることもありそうです。
あと、個人的には「自分に自信がない」という内向的な人が多いのも理由かと思っています。
だから、個人的には転職したほうが良いと思うけどな
仕事が大嫌いを解消する選択肢
仕事が大嫌いになってしまったら、正直なところ転職しかないでしょう。
嫌いなことをやり続けるのはメンタル的にもしんどいですし、最終的に身体を壊してしまっては元も子もありません。
身体を壊したことによって仕事を辞めれるというパターンもありますが。
ただ、考え方や行動を少し変えると「大嫌い」が「嫌い」くらいにはなるかもしれないです。
1.みんな仕事は嫌いだと思えば我慢できる
先ほどの調査結果では、要するに日本人は多かれ少なかれ「みんな仕事が嫌い、または好きではない」ということになります。
つまり、仕事が大嫌いと思っているのは自分だけじゃないというわけです。
いつも笑顔の受付嬢も、愛想の良い店員さんも、お菓子をくれる保険のおばさんも、みんな仕事が嫌いだと思えば、少しは気が晴れませんか。
日本は「我慢=給料」であり、我慢した時間が多いほど給料も多くなるシステムだと考えるのです。
そして、仕事以外の時間をできるだけ楽しく充実したものにしていけばいいのではないでしょうか。
2.好きになる努力をする
恋愛ドラマや映画でよくあるセリフに「好きになる努力をする」というものがありますよね。
では、好きになるにはどうしたら良いか?
恋愛なら相手の良いところを探すと好きになることがありますが、仕事の場合は「自分の良いところ」を見つけるといいですよ。
仕事をしている時間の中で、ひとつくらい「ちょっと好きかも」という業務があるはずです。または、「これは自分が一番秀でている」というものでもいいでしょう。
嫌いな仕事、不得意な仕事は、極力無心でなるべく早く終わるようにして、好きな仕事の時間を増やすようにすると、大嫌いという気持ちも少しは減ってくるのではないでしょうか。
3.違う仕事を体験してみる
日本人は特に一つの会社に長く勤めがちなので、他の職種を知らなすぎるということがあります。
他の職種を体験することで、意外に自分に向いているものが見つかったり、「これ好きかも」という業種が見つかったりします。
とりあえずボランティアでもいいし、日雇いのバイトでもいいし、友人の手伝いでもいいし、何でもいいので休日に別の仕事をしてみるのです。
休日くらいゆっくりしたいという気持ちもわかりますが、これからの長い人生をより良く過ごすために、数日くらい休日を返上してもいいでしょう。
これなら今の仕事を辞めなくてもいいのでリスクはないですし、運が良ければ天職が見つかるかもしれません。
4.やっぱり転職する
大がつくほど仕事が嫌いなら、私なら速攻転職しますけどね。
人には我慢の限界ってものがあります。
それを超えて我慢をするから、自殺を考えるし、うつ病患者も増えるわけです。
働かないとお金がもらえないのはわかりますが、働けなくなったら本末転倒です。
とりあえず、求人情報でも眺めてみてじっくり考えてみてもいいんじゃないでしょうか。
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