人嫌いの克服法は「自分を好きになること」しかない
私は人見知りで内向的な人間ですが、「人は好き」です。こんなことを言うと、
「人見知りは基本的に人嫌いだ」と反論してくる人がいます。
確かに、昔は私も自分のことを「人嫌い」だと認識していました。しかし、それは全くの誤解で、むしろ「人好き」だということに気付いて、気持ちが楽になりました。
人見知りは人嫌いにあらず
ハッキリ言って社交的な人に「人嫌い」なんて存在しません。
もちろん、特定の人を嫌いになるということはあるでしょう。しかし、基本的には「社交」することを好きでやっているんだから、「人好き」だといえます。
人嫌いってどんな状態
なぜあなたは自分のことを「人嫌い」と思ったのでしょうか。
たいていの人はこんな理由を挙げるでしょう。
- コミュニケーションが苦手だから人嫌い
- 人に会いたいと思わないから人嫌い
- 一人でいたほうが楽だから人嫌い
- 気を遣うだけで楽しくないから人嫌い
- 人前で緊張してしまうから人嫌い
それは私もまったく同じです。そして、私は現在も人見知りのままですし、以前は上記のような感情も持っていました。
人嫌いを深堀りしよう
では質問です。今近くにいる初対面の人を見てください(テレビの中の人でもいいし、雑誌に載っている人でもいいですから、とにかく知らない人を見てください)。
あなたはその人が嫌いですか?
そう質問されると、たいていの人はこう答えるでしょう。
「好きでも嫌いでもない」
だって全く知らない人なんだから、仮に好き嫌いの感情が生まれたとしたら、それは外見的なもので「人として」ということではないでしょう。
でも自分は「人嫌い」だと思っていますよね。これは矛盾します。
もし「人嫌い」というなら、家族や親友以外の人全員に対して「嫌い」という感情を持たなければいけません。
「そんな極端な・・・」と思ったあなた、では「人嫌い」は人ではなくて何を嫌っているんでしょうか。
「人嫌い」は「自分嫌い」
実は「人嫌い」と思っていたものは、「自分嫌い」をごまかすための防衛心理なんです。
先ほどの人嫌いの理由を例に挙げると、
- コミュニケーションが苦手だから人嫌い
→コミュニケーションが苦手な自分が嫌い - 人に会いたいと思わないから人嫌い
→人を避けてしまう自分が嫌い - 一人でいたほうが楽だから人嫌い
→一人でいたほうが楽と思ってしまう自分が嫌い - 気を遣うだけで楽しくないから人嫌い
→いつまでも気を遣い続ける自分が嫌い - 人前で緊張してしまうから人嫌い
→緊張してしまう自分が嫌い
この「自分嫌い」というのが、なぜ起こるかというと、こういった人は自分の理想としている姿を「社交的な自分」に設定しているからです。
この社会は、「コミュニケーション能力至上主義」とでもいいますか、小さいころからコミュニケーション能力が良いほうが評価されることが多いです。
就職して社会に出てからも「コミュニケーションスキル」がいかに重要かということを教えられます。
そうなると、人は無意識に「コミュニケーションスキルが乏しい」=「ダメなこと」と思ってしまうんですね。
本当は「人が好き」
自分のことを「人嫌い」と考えてしまう人は、真面目で誠実な人が多いです。そして、サービス精神もあります。
人見知りながらも頑張ってコミュニケーションを取ろうとし、相手を不快にさせないように、そしてできれば楽しんでもらえたらと思っています。人一倍相手のことを考えています。
しかし、実際には自分にはそこまでのコミュニケーションスキルは無く、社交的な人のようにうまく立ち振る舞えない、もっと言えば「相手に不快な思いをさせたんじゃないか」とか「私と話すことで時間を無駄にさせてしまった」などということまで考えてしまいます。
そんなに相手のことを「不快にさせたくない」とか「楽しんでもらいたい」と思うっていうのは、「人が好き」じゃないとできませんよ。
だって社交的な人はそんなことを考えてませんからね。基本的に社交するのが好きなんだから、相手のことというより自分が楽しむために行っています。
一方人見知りの場合は、自分がコミュニケーションが苦手とわかっていながら、相手に楽しんでもらおうと「頑張っている」んですから、こんなの人嫌いじゃできません(笑)
だから自信をもって主張しましょう!「私は人が好きだ」と!
人嫌い克服法
とはいえ、「人が好き」だと思ったからといって、いきなり社交的になれるはずもありません。
その前に、外向的な性格が「善」、内向的な性格が「悪」という考えを直しましょう。
外向的な人には外向的な人の立ち振る舞い方が、内向的な性格の人には内向的な人のおもてなし方があるのです。
この辺は以下の記事も参考にしてみてください。
- うまく話せない自分
- 緊張してしまう自分
- 話しかけられない自分
- 人付き合いから逃げちゃう自分
- もっと話したい自分
- 人嫌いと思っちゃう自分
自分はそういう性格なんだと受け入れることが第一です。
そうすると、今まであった「相手を楽しませなければ」とか「不快にしないように」とかいう気負いが和らいできます。
結局そういった気負いが緊張などにもつながっているので、うまくいかない負のループになっていたのです。
「人嫌い」と自分を決めつけてしまうのは、本当は「人好き」なあなたにとって損でしかありません。
自然体で人と繋がれるようになれば、社交的とはいかないまでも人間関係は築けます。
まずは自分を認めるところから始めましょう。
嫌なやつと仕事をしたくないなら転職
本当は人が好きで繋がりたいけど、人見知りだからそれができないという場合は、ゆっくりでも自分を変えていくしかありません。
ただ、どうしても気が合わない人、嫌いな人というのは、どうしようもありません。それがこと職場にいたとしたら、もう最悪ですよね。
人生のほとんどは仕事をしているわけですから、嫌な人がいる職場にずっといるのはストレスでしかありません。
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