「ひとりぼっちを笑うな」から学ぶ蛭子流内向的人間の生き方とは
漫画家の(漫画家のイメージは薄いですが)蛭子能収さんは、圧倒的な個性とのほほんとしたキャラクターで人気です。
人見知りから見ると蛭子さんも恐らく「内向的人間」なんだろうなぁというオーラは感じますよね。
そんな蛭子さんの著書「ひとりぼっちを笑うな」には、人見知りや内向的な人がラクに生きられるかもしれないヒントがたくさんありました。
人見知りの参考になりそうなところを紹介します。
内向的を認めよう、でもネガティブにはなるな
内向的な人や人見知りの人というのは、往々にして「それが悪いこと」「できれば治したほうがいいこと」と考えがちです。
しかし、蛭子さんはそれが良くないことだとは捉えていませんし、できれば外向的になりたいなど微塵も思ってないのです。
むしろ、「ひとりが心地いい」「ひとりのほうが楽しいよ」という前向きな考え方を持っています。
これは著書の中で一貫してブレない主張であり、このブレない考え方が一般的な内向的な人や人見知りの人と圧倒的に違うところです。
内向的な人や人見知りの人は、外向的な人を見て、自分と比較し「あんな風になれたらなぁ」なんて思うことが多々ありますが、本当にそうなりたいんでしょうか?
世間的にコミュニケーション能力が高いほうが良いとされているから、「外向的なほうが良い」「外向的になるべきだ」と自分自身に言い聞かせている節があるのではないでしょうか。
そうすると「自分は外向的ではない」と落ち込んだり、凹んだりして益々自分の殻に閉じこもってしまうという悪循環に陥ってしまいます。
まずは、内向的な自分を認めて「それでいいじゃん」と思うことから始めてみましょう。
友達かどうかにこだわらない
蛭子さんは友達はいなくていいと断言しています。
友達に遊びに誘われた場合、そんなに行きたくないと思っても「断るのは悪い」「断って嫌われたらどうしよう」ということを考えて、自分の主張を押し殺して誘いに乗ることってありますよね。
蛭子さんは「気を遣わずに何でも言い合える」のが友達のはずだけど、それがグループになると無言の圧力というか「他の人と違うことをしたくない」という心理が働いて自分の思っていることができなくなり、それはただ「群れている」だけだということです。
ただし、蛭子さんはだからひとりぼっちでいいとは言っていません。
え?それって友達では?
と思ってしまうかもしれませんが、蛭子さんは同じ趣味の人と趣味について話すことはあっても、プライベートのことを話したり、趣味以外のことを一緒にすることはないんです。蛭子さんの趣味である競艇で言えば、競艇場で現地集合して一緒に競艇を楽しむが、終わったら現地解散するといった具合です。
これはよくわかりますね。昔、フットサルのグループに入ったんですが、フットサルをしているときはとても楽しいんですが、終わって懇親会になると途端に(自分だけ)つまらなくなる(ぼっちになる)ということがありました。
無理に友達付き合いせずに、自分が楽しめる瞬間にだけ立ち会えればそれでいいんですよね。
外向的な人を妬まない
私なんかは人見知りで卑屈な人間なので、外向的な人間を見るとうらやましくなると同時に「世渡り上手だけで生きてるな」と妬むこともあるんですが、蛭子さんは違います。
こういうシーンありますよね。そんな時私は「俺がぼっちだから哀れんでるのか?」なんて邪推してしまうんですが、実は外向的な人はみんなが楽しんでいるかどうかに気を回せるんですよね。
だから、内向的な人は外向的な人になろうとするのではなく、外向的な人を味方につけるという発想で立ち回るというのが正解のようです。
自分から話せないなら隙を見せる
人見知りの悩みの一つに「自分から話しかけられない」というものがあります。蛭子さんも同じタイプのようですが、それを打開する方法を身につけています。
人見知りの人は大勢いる中でぼっちになることも多々ありますが、その時に決まって周りからむすっとしたように見えているんですよね。
そうすると周りから「近づきがたい」「話しかけにくい」と余計に思われてしまうということがあるので、いつもニコニコというのは有効な手ではあると思います。
ただ、普通の人はここでプライドが邪魔するんですよね。ぼっちになってるにも関わらず「自分は疎外されるような人間ではない」「疎外する周りが悪い」のような思考に陥ってしまいます。
蛭子さんがすごいのは、先に書いたように「内向的は認めてもそれを悪いとは思わない」と同時に「自分を過小評価する」を矛盾なく持っていられることなんです。
人見知りや内向的な人は、自分を過小評価するからこそ「周りにつまらない奴と思われたくない」となり、緊張したり不安になったりするのですが、蛭子さんは自分を過小評価しつつも、それを周りからどう見られるかは一切気にしていないんです。悪く言えばプライドが全くないんですよね。
これは蛭子さん以外にはできない技かもしれませんが、これができたら気持ちはラクになりますね。
ひとりぼっちは一人ではできない
蛭子さんは一貫して「友達はいらない」「ひとりぼっちでいい」と言っているのですが、「愛する人」は必要だと説いています。
蛭子さんは血がつながっている自分の子供にもあまり深く関わりません(もちろん大事だとは思っていますが)。子供と言えども気持ちは通じ合えないという考えです。しかし、血のつながっていない、言わば他人である妻の存在はとても大きいと考えています。
愛する人、気持ちが通じ合える人ががたった一人いるだけで安心できるし、ひとりぼっちを楽しめるというのです。
私たちはどうしても友達の数、人脈の大小で自分の価値を決めてしまいがちですが、それは結局「周りからどう思われたいか」「すごい人と評価されたい」ということでしかないということです。
蛭子さんが変わった人と言われるのは「周りからの評価」より「自分の主義・主張」をとても大事にしているからと言えます。周りから変わった人と思われたとしても「自分のやりたいようにやる」というブレない信念が魅力となり憎めない存在になっているのではないでしょうか。
ひとりぼっちが嫌だと感じている人は一度「ひとりぼっちを笑うな」を読んでみてください。
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