指示待ち部下の育成!人見知り上司が取るべき行動
「指示待ち人間の部下が最近多い」
「若い奴には1から10言わなきゃいけない」
「部下にどう言えばいいのかわからない」
自分が上司の立場になると、部下をマネジメントするということに難しさを感じる人もいるでしょう。
とくに内向的な人や人見知りの人は、「こんな俺にできるのだろうか」と悩む人も多いはず。
私も会社員時代に部下の育成の難しさを経験しました。
指示待ち部下はどうして生まれる?
では、指示待ち部下というのはどうしてできるのでしょうか。原因を知って解決方法を探りましょう。
情報過多の弊害
指示待ちということは、要するに自分で考えることができないわけで、仕事の目標や目的に到達するまでのプロセスが創造できないということです。
今の若い人はインターネットネイティブ世代ですから、何をするにもスマホで情報を得ます。
「ご飯が美味しいお店」「行楽地までのルート」「メールの例文」から「女性の口説き方」まで、何でも答えが導き出せ(るような気がしてい)ます。
考える前にGoogleに聞いてしまうため、結果として創造力が乏しくなってしまいます。
上司であるあなたのせい
指示待ち人間と聞くと、どうしても上述のような「スマホのせい」「育った環境のせい」といった時代背景や環境によるものだと考えてしまいがちです。
しかし、それが原因のすべてというのは、上司である「あなた」や、同じ悩みを抱える同世代の上司たちが考えた「都合のいい仮説」でしかありません。
実は上司としての教え方や接し方が指示待ち部下を作っている可能性があります。
嫌われたくない
指示待ち部下は、「自分で考えない」ということですが、裏を返せば「考える隙がない」=「1から10まで教えてしまっている」という可能性があります。
人見知りや内向的な人は嫌われたくないという思いが人一倍強いので、無意識に手取り足取り教えてしまっているということがあります。
そうすると部下はその通りに仕事をすればいいだけなので、考える力が養われません。
話しかけにくい空気がある
部下があまり質問をしてこないから、事前に多くを教えてしまうという場合もあります。
部下があまり質問してこないのは、「彼が人見知りだから」と考えていませんか。そうではなく、あなた自身が「話しかけにくい空気」を醸し出しているのが原因の可能性もあります。
人見知りや内向的な人は、あまり自発的に話すほうではないので、周囲の人から「話しかけにくい」「何を考えているのかわからない」などと思われてしまいます。
部下が質問しやすい空気を作るのも上司の仕事なのです。
あきらめている
「部下を育てても辞めると無駄になる」最近はそんな風潮が社会に蔓延しています。
せっかく育てたのに辞められると時間の無駄になりますし、会社としても大きな損失ですから、できるだけ早く育てられるように仕事のマニュアル化を進めたりしているところも多いです。
育成を急いだり、マニュアル化を進めれば進めるほど、部下としては考える時間がなくなり、結果として指示待ちになってしまっている場合があります。
育成する時期なのか
自分が仕事を覚えていった時のことを思い出してみてください。
最初は上司や先輩の仕事を教えてもらって、背中を見て覚えていったと思います。
仕事を考えてできるようになるには、それなりの「インプット」の量が必要なのです。インプットした経験の組み合わせによって、新しい仕事のやり方を考えだしたり、企画が思いついたりするものです。
上司はすでに仕事ができる状態なので、「できて当たり前」という考えを持ちがちです。部下に考える力を求める前に、インプットをしっかりとしているか考えてみましょう。
指示待ち部下の育成方法
指示待ち部下を脱却させるためには、きちんとしたステップを踏まなければなりません。
インプットをしっかりと
手取り足取り教えなくてもできるというのは理想ではありますが、知識や経験がないのにそれを求めるのは無謀です。
部下に仕事の経験値が足りないのであれば、そこは丁寧に1から10まで教えてしっかりインプットさせましょう。丁寧に教えすぎるから指示待ちになるわけではありません。丁寧に教え「続ける」ことが指示待ちにしているだけなのです。
誰でも最初はインプットしないと仕事はできないのです。
その時に大事なのは、一度教えたら最後までさせる、終わったら自分でミスがないか確認させるということです。
ミスがあれば「なぜミスが起こったのか」「次にミスしないためにはどうすればいいのか」を考えさせましょう。それが最初の考える訓練であり、自分でミスの原因をつぶすことで、それが部下自身の「仕事術」になります。
自分は動かない
人見知りの上司にありがちですが、「自分がやったほうが早い」という理由から、仕事を率先してやってしまうことがよくあります。
良かれと思ってやっているのでしょうが、部下にしてみれば「俺にはできない」と自己肯定感を削いでしまう可能性があります。
そうすると部下は上司に答えを求めてしまうようになり、指示待ち部下になってしまいます。
上司はできるだけ部下に仕事を与え、時間をかけて見守り、答えをすぐに与えないようにしなければいけません。
それが例え、部下に「うちの上司は仕事をしない」と思われてもです。
難易度は徐々に上げる
仕事のモチベーションがあがるのは、「できない」ことが「できるようになった」と感じたときです。
それが仕事の自信にもつながりますし、部下の成長になります。
しかし、いきなり難易度の高い仕事を与えると、「自分にはできない」と無力感を感じてしまい、上司に答えを聞きに行くということになります。
初歩的な仕事ができるようになったら、それより少し難易度の高い仕事へとステップアップをさせていきましょう。
上司が変われば部下も変わる
部下に「指示待ち」のレッテルを貼り付けてしまうことは多いですが、よくよく考えてみると上司のほうにも原因がある場合もあるんです。
もちろん部下の特性による原因の場合もありますが、そういう場合は上記の育成方法を実践してみてください。
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