人見知りだからこそ社会人に必須なコミュニケーション能力がある理由
「また今日も仕事以外で誰とも話さなかったなぁ」なんて思っていませんか。
会社の飲み会も気乗りしないし、仕事以外の話を会社の人とすることもない、それは人見知りと言えますが、だからと言って悲観することはありません。
むしろ社会に出たら人見知りくらいのほうがうまくいくくらいです。
人見知りが感じるコミュニケーション能力のなさというのは、知人や友人とのコミュニケーションにおけるものを指しています。
しかし、社会人に必要なコミュニケーション能力は全く別物です。それがわかれば人見知りでも全然社会の荒波を渡っていけますよ。
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学生時代(世間一般)のコミュニケーション能力とは
自分が人見知りだと自覚するとき、得てして対となる人物、つまりコミュニケーション能力が高そうな人を見て比較してしまいます。
しかし、そのコミュニケーション能力は社会に出たときには小手先の能力でしか役立ちません。
楽をして楽しむためのコミュニケーション能力
学生時代を振り返ってみてください。人見知りから見たコミュ力の高い人というのは、以下のような人でしょう。
- イケイケサークルに入っている
- 友達が100人単位
- 授業に出なくても単位取ってる
- イベントを企画したり参加したり
- 恋人を作るのがうまい
こうして並べてみると意外に薄っぺらいやつなんじゃないかと感じませんか。学生時代にこういった人を見るとキラキラして見えて羨ましく思ったりもするんですが、それは「楽してうまく立ち回っている」ことへの嫉妬なんです。
しかし、こうした人たちは「自分が楽をしたり、楽しむこと」が最優先になっていて、自己中心的で「今が良ければいい」という思考に陥っています。
こういった人は最初こそ会社にうまく溶け込むことができるかもしれませんが、社会に出てみると協調性がないと思われたり、忍耐力が必要な場面で挫折してしまうことがあります。
社会人に必要なコミュニケーション能力
一方社会人に必要なコミュニケーション能力というのは、「協調性」という言葉に集約されるでしょう。
- 相手の求めることを察する能力
- 自分の考えを相手に説明する能力
- 会社の利益を考えて交渉する能力
- 上司や部下と協力して仕事をすすめる能力
そう思ってしまうのも人見知りの悪いところなんですが、よく考えると人見知りは社会人に求められるコミュニケーション能力を持っていることもあります。
人見知りが社会人コミュニケーション能力に役立つ
人見知りでも会社での立ち回りがうまくいくというのは、以下の理由によるものです。
一人でも問題解決能力が高い
基本的には人見知りはあまり人に頼ることなく生きてきています。わからないことは自分で調べて自己解決するのが基本。
これは学生時代に楽して楽しんでいた人たちにはない「強み」になります。会社では上司や先輩のアドバイスはあるものの、基本的には自分の力で解決していくことが求められます。
例えば部下が何も考えずに何でも聞いてきたら「自分で考えろ」って腹立ちますよね。
人見知りはまず自分で考えて解決しようとしますよね。その力は自分の強みとして自信をもっていいのです。
自分を出すのが苦手でも会社の意思は出せる
人見知りが人見知りたる所以は、自分をオープンにできないことです。「本当の自分を出して嫌われたらどうしよう」という思いがそうさせます。
しかし、商談などでは自分の気持ちは関係なく、会社の意思決定や方針を会社の代わりに伝えるというのがコミュニケーションとなります。
つまり、自分自身をオープンにする必要もなく、ただただ会社の意思を伝えればいいので、相手に嫌な顔をされたとしても、それは「あなたの勤めている会社(のやり方)が嫌い」というだけで、あなた自身ではないのです。
思考力が高く慎重に物事をすすめる
人見知りな人はこれまで人に頼らず自分の力で乗り切ることが多かったと思います。それは自分で考えて最適解を導き出さなければいけない作業です。
失敗しても自分のせいなので、できるだけ失敗しないように慎重に事を運ぶ精神が身についています。
逆に人に頼りっぱなしで生きてきた人は、人の意見を鵜呑みにして、失敗しても自分の責任じゃないと考えがちです。社会人にとって責任感をもって慎重に物事を運ぶ能力はとても重要視されるのです。
周りの空気や雰囲気は人一倍読める
人見知りの人は「飲み会で自分はひとりぼっちだ」「あの人もちょっとぼっちになっているな」「まんべんなくお酒を注ぎ回っている人はすごいな」とか会社の飲み会一つとってもいろんなところを見ていませんか。
これは暇を持て余しているという部分も多少ありますが、実は客観的に周りがよく見えているということなんです。
人見知りの人は空気を読んだり、周りの雰囲気を察知したりする能力がかなり高いです。高すぎるゆえに自意識過剰になっているくらいです。
協調性を必須な会社では、だれがどういう仕事をしているのか、進捗状況はどうか、など周りを見ながら効率よく仕事をすることが大事なので人見知りの人のほうがむしろその辺はうまいと言えます。
実は同世代じゃない世代と話せたりする
今までの人生で自分が人見知りと思った場合、それはほとんどが同世代相手だったことが多いと思います。小学校、中学校、高校、大学と同世代とのコミュニケーションに難ありと思って「自分は人見知り」だと感じるんですね。
ただ、それは単純に同世代と話が合わなかった、考え方が合わなかったという可能性があります。
社会人になると同世代と話すことよりも、年上の人と話すことが増えます。そこで自分を人見知りと思わず、一歩踏み込んで話してみたら実は話が合ったなんてもこと意外と起こりえます。
まとめ:社交的がすべてではない
コミュニケーション能力というのは単純に社交的であるということではありません。
会社では仕事を円滑に進められるように気を回せるか、会社の意思を取引先に伝えることができるかなど、人と話すことだけではない能力も含めてコミュニケーション能力といいます。
だから、「人と話すのが苦手」「友達を作るのが苦手」というのは、会社で必ずしも必要なわけではないのです。
社交的がすべてな会社は見限るのもアリ
体育会系のノリの会社というのは、社交的至上主義というか、コミュニケーション能力を過信している傾向にあります。
裏を返せば、コミュニケーション能力が低いと、仕事ができても正しい評価をされないので、いつまでたっても平社員ということもあり得ます。
人見知りや内向的な人が、そういった会社に勤め続けることはあまり良くないでしょう。そういう危機感を感じたら転職を考えてもいいかもしれません。
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