完璧主義者は内向的な人に多い?特徴と改善策をまとめてみました
「自分はもっとできるはず」
「一生懸命やってるのに結果が出ない」
「準備ができたら始めよう」
こんな風によく考える人は完璧主義の疑いがあります。
上記は裏を返せば以下のように言い換えることができます。
「完璧にできない自分はダメだ」
「完璧な結果じゃなければ0点」
「完璧にできることしかやらない」
こういった考え方は自分自身を苦しめるだけでなく、仕事も消極的になってしまいます。
Contents
内向的な人は完璧主義が多い
人見知りや内向的な人には完璧主義が多いように感じます。
理由は簡単で、「人に頼らないから」ですね。もっと言えば「人に頼れないから」でしょうか。
これは良い面と悪い面があって、良い面は自分で何でもできるようになるので、個人としての能力は上がります。
しかし、悪い面として、人に頼らないことが結果として同僚や部下とのチームワークがうまく取れず、自身のマネジメント能力が育ちません。
さらに自分ができるからって、他人に押し付ける傾向もあり、「何でこんなこともできないんだ」とイライラしてしまうこともあります。
外向的な人は完璧主義が少ない
逆に外向的な人は完璧主義が少ないように感じます。
理由も先ほどの真逆で「人に頼れるから」ですね。悪く言えば「うまく人を使える」ってことです。
いい意味で考えると、できる人にやってもらうということで「適材適所」の人材を使えるマネジメント能力があると言えます。
ただ、あまりにも人に頼りすぎると自分自身のスキルや知識が身に付かないということも。
といっても、現在の社会では内向的な人より、圧倒的に外向的で社交的な人が評価されるし、他人をうまく使える能力によって出世しやすいのは外向的な人間です。
実際に仕事してるのはこっちなのに、手柄だけ取られてる感じがするよな!
完璧主義の人の特徴
完璧主義の人は何事も完璧でなきゃ気が済まないという人です。
以下の項目に当てはまる数が多ければ多いほど完璧主義の人ということになるのでチェックしてみてください。
- 何事にも満足することがない(もっとできるはずと思う)
- 他人から完璧主義だと指摘されたことがある
- 優柔不断、決断が遅いと思う
- できそうにないことに手を付ける時間がもったいない
- ミスがあるとテンパってしまいがち
- 他人のいい加減な部分を見ると腹が立つ
- 他人に批判されることに弱い、または批判されたくない
- 常に「やらなければいけない」ことがある
- 他人の欠点にばかり目が行く
- 自分が「よくやっている」と思うことはない
上記の項目はどれも完璧主義の人の特徴によくあることです。
完璧主義は自分にも厳しいのですが、他人にも同じく厳しい傾向にあり、周りからうっとうしいと思われることも多いです。
完璧主義に自分で気付く人
自分のことを完璧主義だと思っている人も意外に多くいます。自分でわかっている場合は改善がしやすくなります。
デスク周りがいつも整理整頓されていたり、ファッションもいつも決まっている、シャンプーなどの日用品も常にストックがあるという人は完璧主義にありがちです。
こういった人はどこか自分でも「自分は几帳面すぎる」と思う節があって、もう少しルーズにしてもいい、ルーズにしたいと思っています。
この場合の対処法は簡単で、デスク周りをあえて片付けないとか、意図的に不完全な部分を作ることで徐々にルーズさに慣れていくことができます。
完璧主義に自分で気付いていない人
自分で気付かない、または他人からも気づかれていない完璧主義の人もいます。
こういった人は外面的なことにはルーズなのですが、考え方や価値観など内面的な部分で完璧を求める人に多いです。
例えばミスをしない人というのは、言い換えれば用意周到で細心の注意を払いながら仕事をする人ですよね。
これは一見「良くできた人」なんですが、「できることしかしない」「できると判断できるまで準備する」というような思考になっていて、「失敗しない」ことを最優先にして行動してしまいます。
そうなると面倒な仕事は先延ばしにしてしまったり、スピードが求められる仕事についていけなかったりすることもあります。
- 100%できそうなことしか手を付けない
- 成功か失敗、勝ちか負け、白黒でしか評価できない
- 目標に達しない時点で失敗だと思う
内向的な人に多いような気がするね
完璧主義を改善する方法
完璧主義はそう簡単には改善できないと思うかもしれませんが、「完璧にルールを守る」という意思の強さを逆手にとって行動する方法があります。
意図的に不完全になるようなルールを作って、それを完璧に守ることができれば、完璧主義は徐々に改善していくでしょう。
いくつかの方法を以下にまとめました。
不完全を取り入れる
こちらは特に外見的な完璧主義の場合に有効です。
リモコンがテーブルの上に並んでいないと気が済まなかったり、洗い物がシンクに溜まるのが許せないなど、ちょっと潔癖ぎみな人ですね。
こういった人は、例えばリモコンを意図的に不格好に並べる(それをデフォルトにする)とか、洗い物は5皿以上溜まったら洗うとか、ルーズになるルールを守るようにすれば、だんだんと気にならなくなります。
ルールを守ってしまう気質を逆手にとって、不完全なルールを作ってしまえばいいというわけです。
7割の勝率で行動する
完璧主義の人は、何事も完璧にこなさなければ気が済まないので、失敗する可能性が高いことに取り組むこと自体を無駄と感じてしまいます。
だから、準備に時間がかかるし、できそうにないことを先延ばしにしてしまいます。
まず、「失敗しないように仕事を進めようとする」ことは、「消極的な態度である」ということを理解しましょう。
なぜなら、「失敗してはいけない」「良い結果に終わらなければならない」ということに縛られすぎて、「こうしてみよう」「こうしてみたい」という能動的なチャレンジができないからです。
ぼんやりでも「できそうだ」という気持ちがあれば、とりあえず行動してみると意外に何とかなったりするものです。失敗寄りの成功もあるということを頭に入れておきましょう。
そもそも打率10割なんて不可能なんだから、もっと楽観的になろう
80点を合格ラインにする
完璧主義の人は100点以外は失敗と評価してしまいます。しかし、現実には100点を出すのは不可能に近いのです。
「100点を取れない自分は落ちこぼれだ」
こんな風に思ってしまうのが完璧主義の人の思考ですが、これは物事を白か黒でしか判断していない証拠です。
何事も白と黒の間、グレーゾーンというものがあります。グレーゾーンが2割あるという考え方をするともう少し楽観的に思えるでしょう。
具体的には8割くらい進捗したら誰かに相談するのがおすすめです。
他人の視点やアドバイスが入ることで、最後の2割は自分だけの成果ではなくなるので、その部分に少し納得がいかなくても「他人の意見も入っている」ことでグレーな評価で考えやすくなります。
悩んだら相談するのが一番ですが、人見知りだとそれが難しいわけですがw
期限を決めて絶対延ばさない
スケジュールを決めてその期限を絶対延ばさないというのも有効です。
期限が無いと完璧になるまで修正したり、考えたりと余計な作業が増えてしまいます。
少し無理めな期限を決めて、その期限が来たら絶対に止めるというルールを作れば、最初は納得いかないかもしれませんが、できあがりの評価はそんなに悪くないことに気付くことができるでしょう。
その時に注意すべきは「未完成」にしないということです。完璧とは言えないが、完成品とは言えるような状態にすると、「何とかしなければ」というプレッシャーから、意外な副産物ができたりと、今までにないチャレンジに自然につながったりしますよ。
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