人見知りは会話術の本では克服できない!だって口下手とは限らないし
人見知りと自覚している人はしばしば「人見知りが治りそうな」本を買ってしまいがちですよね。
その中でも「会話術」のような本を手に取ることも多いと思います。
私もよく雑談の仕方とか、上手な話し方系の本は手に取りました。
しかし、会話術の本って人見知りはまったく治りません。そもそも「口下手」と「人見知り」はまったくの別物ですからね。
Contents
人見知りと口下手は違う
まずは人見知りと口下手の定義を見ていきましょう。
続いて口下手の意味は、
確かに人見知りの人の中には口下手の人が多いのは確かでしょう。なぜなら人見知りの人は、人と話す経験値が少ないことが多いですからね。
ただ、人見知りの中でも、初対面の人とはあまり話せないけど、親しい人や家族とはいつまでも会話が尽きないという人もいるでしょう。
こういった人は人見知りでありながら、実は「話し上手」な人なのです。
まとめると、「人見知り」「社交的」属性と、「口下手」「話し上手」属性に分かれていて、それぞれの組み合わせで4パターンのタイプがあることになります。
人見知り+口下手タイプ
(私のような)重度の人見知りの人に多いタイプですね。このタイプは親しい友人や家族であっても会話が長続きしません。
ただし、気の許している親友や家族とは会話がなくても気まずくならず、むしろ何も話さなくても心地よい空間を保てます(相手も口下手な場合)。
逆に初対面だと緊張はするし、何を話していいかわからないという状況になるので辛いです。
人見知り+話し上手タイプ
人前であがったり、初対面の人ともあまり話は弾まないものの、仲良くなってしまえば話は尽きないタイプです。
社交的+話し上手タイプ
初対面でも昔からの知り合いかのようにぐいぐい懐に入っていける人です。話も上手で人見知りの憧れ(妬み)の存在ですね。
人見知りが最も相手にするのが苦手なタイプですが、実は人見知りが人脈を増やすにはこういった人が媒介役になってくれることが多いです。
社交的+口下手タイプ
これはレアなケースですが、社交的だけど話は何を言ってるかよくわからないといった人っていますよね。
俗にいう「憎めないやつ」タイプです。
会話術の本を手に取る理由
人見知りの人が会話術の本を買ってしまうのは、会話する術があれば初対面の人とも話せるようになると思ってしまうからです。
ただ、「初対面の人と話せる」=「人見知りが治った」ということではありません。
人見知りの人が会話術の本を読んでも「会話術を体得したから、人とどんどん喋ってやろう」とはならないんです。「話すシチュエーションになれば話そう(できれば避けたい)」となるだけです。
これで人見知りが治ったと言えるでしょうか。
会話術の本の誤解
会話術の本の中には「人見知りを治す」みたいに書いていることがありますが、まったくの的外れです。こういう本はたいてい「社交的+話し上手」の人が書いていることが多いですね。コミュニケーションセミナーの講師とか。
会話術の目的は、会話を弾ませて相手と打ち解ける(心を開く)ことや、沈黙になって嫌な空気にしないようにすることです。
人見知りの悩みである対面時の緊張感や恥ずかしさ、自己嫌悪などを解消するものではありません。
ただ、人見知りの中には口下手の人も多いので、会話術の本を読むと納得してしまうことも多いです。でもそれは「口下手に対する納得」を「人見知りに対しての納得」と無意識的に勘違いしていると言えます。
私もしばらくは納得していましたが、会話術の本で改善したのは「親しい相手との会話が多少続くようになる」ことであって、「人と接することの嫌悪感」を改善するものではありませんでした。
しかも、たいていの会話術では相手が「社交的+話し上手」を想定しており、対「人見知り」ではないということです。
つまり、会話術の本で得た小手先のテクニックは、「社交的+話し上手」の人はうまく返してくれるものの、「人見知り」属性の人に対してはまったく効果がないのです。
そればかりか、会話術で得たテクニックを使っても話ができないと感じてしまい、余計に自信喪失して人見知りが加速することさえあるのです。
会話術の本が役立つ属性
重度の人見知りである私にとって会話術の本は参考にはなれど、人見知りを解決するものではありませんでした。
しかし、会話術の本が人見知りに一定の効果がある場合もあります。それは、人見知り度合いが低い人です。
先ほど4つのタイプに分けましたが、その中でも人見知りの度合いだったり、口下手の度合いは人によって様々です。
したがって、人見知りの程度が小さい場合には、会話術を学ぶことによって自分に自信がついて人見知りが改善されることもあるでしょう。
大事なのは自分がどれくらい人見知りで、どれくらい口下手なのかということです。
まとめ:自分のタイプを見極めよう
いかがでしたか。口下手と人見知りは、悩みとしては同時に抱えることもありますが、改善する方法は全く異なります。
まずは自分の人見知りの程度はどれくらいなのか、そのうえで口下手なのかそうでないのかを自覚することが大切です。
そうすれば少なくとも会話術の本は適切に利用できるようになるでしょう。
今は人手不足の影響で、かなりの売り手市場になっています。
転職ってどうしても不安が多いのですが、実際に転職した人の8割以上は不満が解消されたと答えています。
「希望の業界に行けた」「前職より給与アップした」「労働時間が短くなった」など、当たり前ですが、不満を感じていた部分を解消するために転職するので、待遇が良くならなければ意味がありません。
しかし、転職なんて何度もする人はいないですから、どうやって選ぶか難しい部分もあります。
しかも求人には都合のいい内容しか書いていないので、いざ入社してみたらブラック企業の可能性も・・・。
だから、求人だけでなく、その企業の内情を知ることが転職を成功させる決め手になります。
それができるサービスがキャリコネです。
?
10万件の企業の口コミがチェックできる
キャリコネに無料登録すれば、勤めていた社員による企業の口コミを見ることができます。その数なんと10万件以上!
給与やボーナス、福利厚生などのお金のことから、残業や休日出勤、人間関係などの社内環境、面接時にどんなことを聞かれるかなど、気になる企業のリアルな裏事情がわかります。
企業の内情がわかれば、間違ってブラック企業に入る可能性は限りなくゼロに近づきますよ。
?
大手16社の求人サイトを一括検索&登録できる
転職サイトごとに求人を見るのは面倒ですよね。でも、「他の求人サイトにもっといいものがあるかも」と考えるのもわかります。
キャリコネでは、大手転職サイトの求人20万件以上を一括で検索できるので、日本中の求人を見られるといっても過言ではありません。
さらに、気になる求人を持っている転職サイトに同時に登録もできるので、そこから転職エージェント経由で有利な応募もできます。
企業の内情と優秀な転職エージェントを味方に付けたら最強ですよ。
退職しづらい時は「退職代行サービス」
上司との関係が悪い、人手不足で引き留められる、ブラック企業でスムーズに辞められそうにない、などで退職をためらっている場合は「退職代行サービス」がおすすめです。
退職代行サービスは退職の意志を代理で伝えてくれて、退職の手続きも代わりに行ってくれます。頼んだその日から会社に行かなくても良いし、会社の人とも話さずに済みますよ。
詳しくは「退職代行サービスのすすめ」ページをご覧ください。
↓↓ブログランキングポチっとお願いします