人見知りの人間関係の悩みは逃げることで解決する
人見知りは「話しかけられない」「人と話すのが緊張する」など人間関係に悩みがちですよね。
それを内向的な自分の性格のせいにしてしまうので、自己嫌悪に陥ったり、自信喪失につながったりします。
そして、自分を変えようとしてコミュニケーションセミナーに参加したり、自己啓発本を読んだり・・・。
でも解決しないですよね?
それらの解決方法は、「社交的人間になるにはどうすればいいか」を書いているからです。
しかし、私たち人見知りが求めているのは「なぜ人付き合いがつらいのか」に対する回答なのです。
人間の悩みはすべて人間関係
まず人間関係に悩んでいるのは、何も人見知りだけではないということを知っておきましょう。
社交的で楽観的なあの人だって、悩みの一つや二つは持っています。
そして、その悩みは「全部人間関係である」と言えます。
心理学者のアドラーも「人間の悩みはすべて人間関係」だと提唱しています。
例えば「お金がない」という悩みは、突き詰めると「他者に迷惑をかけるかも」という悩みです。
家賃滞納すれば大家さんに迷惑がかかるし、親にも心配をかけるし、同僚から心配されるのも一つの悩みとなり得ます。
- お金がない →恋人が離れるかも
- 病気になる →家族に心配かける
- 太っている →異性からの目が気になる
つまり、人間関係に悩みのない人なんていないのです。
そして、悩みがあるということは決して悪いことではありません。
悩むということは「自分や相手に真剣に向き合っている証拠」でもあり、それを解決できたとき、人は達成感を得て成長するのです。
ただ、悩みすぎるのはよくありません。自分を責めるほど悩みは深くなり、自己嫌悪を増長させてしまいます。
人見知りに効かない解決方法
悩みが解決すれば成長するのですが、解決しないとどんどん深みにはまってしまいます。
特に人見知りの人間関係に対する悩みは、一般的な解決方法ではうまくいきにくいです。
一歩踏み出すハードルが高すぎる
よくある解決法の一つに「負のサイクルを断ち切る」というものがあります。
負のサイクルというのは以下のようなイメージです。
そして、ほとんどの自己啓発本には「このサイクルを断ち切るために一歩踏み出す」というような耳障りのいい、当たり前のことが書かれています。
「一歩踏み出す」とは具体的には、「目を見て挨拶をしよう」とか「自分から話しかけてみよう」とか社交的振舞いのことです。
人見知りから言わせると、それができないから悩んでいるのであって、それができてりゃ悩んでないというのが本当のところです。
そういった解決法を見れば見るほど、「自分はそんな簡単なこともできないのか」と落ち込んでしまうのです。
人見知りは逃げてもいい
人見知り歴40年の私が思う解決方法は「自分の思いに身を委ねる」ということです。
例えば上記の負のサイクルであれば、「人に会うと緊張するし辛い」→「人に会いたくない」と思ったのであれば、自分の気持ちに沿って「人に会わない」という選択をするのです。
- 飲み会に誘われても行かない
- 友達の誘いも断る
- 休日は家に引きこもる
- 自分の趣味に没頭する
- 仕事中のコミュニケーションは最小限にする
など、徹底的に人と接触しないようにするのです。
そうすると、さらに負のサイクルにはまると考えてしまうかもしれませんが、むしろ逆です。
「人に会わないってこんなにもストレスがないことなんだ」と気付けるのです。
すると、ここで一旦ストレスがリセットされ、心がフラットな状態(悩みの無い状態)になります。
そしてしばらくすると、不思議なことに「なんか人恋しい」「人に会わないのは寂しい」という感情が芽生えてくるのです。
その気持ちが自然と出てきたときに初めて「一歩踏み出す」という行動に出ます。
この時の「一歩踏み出す」は自発的に、能動的に自分から行動することなので、ストレスはありません。
飲み会に参加してみるのもいいし、同僚をランチに誘ってみるとかでもいいでしょう。
そういった社交の場に改めて参加すると、「意外と楽しかった」という場合と、「やっぱり無理だった」という場合があります。
楽しかったのなら次も参加すればいいし、無理だと思ったらまた人に会わなければいいのです。
つまり、自分の気持ちを受け入れて「思いのまま」に行動するのが良いということです。
社会はコミュニケーション至上主義
人見知りが人間関係に悩みやすい、または社交的であろうと努力する陰には、社会がコミュニケーション至上主義であるという現実があります。
リーダーシップを発揮して社会を作っていくのはどうしても社交的な人が多いですから、それがルールとなるのは仕方ありません。
ただ、人見知りは「だから社交的であるべき」という考えは捨てなければなりません。
人見知り(内向的)は、社交的(外向的)な人にはない「思慮深さ」や「慎重さ」、「アイデア」や「独創性」を持っていることが多いのです。
そのあたりは以下の記事も参考にしてみてください。
だから、「社交的な部分は少しは必要だが必須ではない」くらいな考え方で立ち振る舞うのがちょうどいいと思います。
悩みが生まれたらまず「自分の本心はどうしたいのか」に耳を傾けて、その通りに行動してみてください。
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